ライトガイドの発光原理とはどのようなものですか?|押野電気製作所
ライトガイドとは外周に配置されたLED等の光源から光を取り込み、どのような光を外に出したいか、その目的に沿って光を出す光学部品です。
例えば形状が直方体かつその各面が鏡面の透明なアクリル部品があったとすると片側の面から入った光は内部で全反射を繰返し、全て反対側の面から出て行きます。(a)
しかしながら光を出したい面と反対側の面に溝や突起を配置する方法(b)や、鏡面を粗い面にすることによって発生する散乱(c)を利用して、光が入った面と反対側の面以外からも光を出すことができます。これがライトガイドの発光原理です。
弊社は面状、棒状あるいは円形状といった様々な形状での実績があります。なかには自動車用パワーウィンドウスイッチに描かれている6~7個の全てのマークをひとつのライトガイドとLEDで点灯するといったものもあり、自動車や産業機器の分野で広く使用されています。