高圧ガス入りランプの特徴高圧ガス入りランプの基本情報

フィラメントの消耗を抑制する希ガス(アルゴン・クリプトン・キセノンなど)をバルブ管内に高圧で封入した、高輝度かつ長寿命のランプです。

高圧ガス封入の効果

フィラメントから蒸発したタングステン(W)はバルブ内壁に付着してバルブ黒化を起こし、光束が低下します。タングステンが蒸発してフィラメントがやせることでランプは断線します。(寿命)

フィラメントから蒸発したタングステン(W)はガス分子に衝突し、蒸発が抑制されます。その結果、バルブ黒化が低減し、光束の低下が少なくなります。また、タングステンの蒸発が少なくなるため寿命は長くなります。

高圧ガス入りランプの形状

従来、電球に備わっている排気菅は、ランプの内部を真空にしたり、希ガスを封入するための細い管です。
押野電気製作所の高圧ガス入りランプは、この排気管をなくし、コンパクトな構造で、光の照射パターンを均一にすることに成功しました。