山梨工場製造工場のご紹介(光学製品関係)

山梨県甲府市にある押野電気製作所の山梨工場は、透明樹脂を用いた導光体に特化した成型工場です。自動車向けを中心に精密なライトガイドやレンズの製造をしています。
設計、金型、成形、組立部門が連動した山梨工場は、迅速な製品立ち上げでお客様の新製品開発を強力にバックアップします。

山梨工場の概要

押野電気製作所 山梨工場は2012年に設立されました。
現在は17台の成形機を所有し、透明樹脂成形品を製造しています。

透明樹脂に特化

管理が厳しいといわれている透明樹脂(PMMA、PC)の成型において、複雑かつ難易度の高い製品形状を実現しています。
透明樹脂の光学製品(ライトガイド、レンズ)に特化することにより、製品製造のノウハウを日々積み重ねています。
主要製品:車載向け光学製品(ライトガイド、レンズ、拡散板、LED光源)、一般産業向け光学製品

クリーン環境

成型工場では珍しい、成型機械すべてをクリーンルーム内に設置することにより、清潔な作業環境を整えています。
Class 8相当のクリーン環境を維持し、不良の原因となる異物を極力抑えています。

高品質

「OL : Oshino Lamps」ブランドとして、長年にわたって航空機、自動車向けを中心に国内外へ様々な製品を出荷し、高い信頼を頂いております。品質維持に対する徹底したこだわりと、お客様の高度なニーズにお応えできる設備・技術力が、私たちの強みです。

透明樹脂製品 PC
透明樹脂製品 PMMA

光学製品製造の流れ

1. 乾燥
原料となる透明樹脂のペレット(粒)を乾燥機に入れて、乾燥させます。

2. 成形
成形機に透明樹脂を入れて、溶かします。(約230度~300度)液体状になった透明樹脂を型に流し込み、一定時間置いて固めます。

3. 検査
出来上がった製品をトレーに移して、検査員が検査を行います。検査工程では、製品にキズや異物が無いかをチェックします。

4. 梱包・出荷
検査が終わったら出荷用の箱に梱包し、出荷します。
温度管理が必要な樹脂で製造された製品は、一定温度に保たれた倉庫で保管されます。

設計と金型について

国内自社工場で一貫生産
導光体、ライトガイドを用いた光学製品の設計開発部門と金型工場を自社内に持っています。
高度なCAE光学解析技術や、光学部品に特化した豊富なノウハウが特徴です。
設計部門と金型工場、成型工場、組み立て工場が連動したOshinoは、迅速な製品立ち上げでお客様の新製品開発を強力にバックアップします。

設計部門の技術紹介はこちら

山梨工場設備概要

成型機
30t~350t 18 台
マシニングセンター
4台(内1台は超精密マシニングセンタUVM-700C(H))
寸法測定機
KEYENCE  VK-X3000 <レーザ顕微鏡>
KEYENCE  XM-T2200 < 接触式 高精度3 次元測定器>
KEYENCE  VL-500 <非接触 高精度3 次元測定器>
KEYENCE  VR-5200 <3D 形状測定器>
KEYENCE  IM-6120 <画像寸法測定器>
光学測定機
KONICA MINOLTA T-10MA <照度計>
TOPCON SR-UL1R <分光放射計>
Radiant Vision Systems ProMetric I(IC-PMI2)<イメージング色彩輝度計>

※2022年9月現在

所在地

〒400-1502
山梨県甲府市白井町601番地2
TEL:055-266-5515(代) FAX:055-266-5516

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